『厚生労働省 新規学卒者の離職状況』によると、例年、新卒者の10人に1人程度が離職しているそうです。
私が勤めている会社は、新卒同期のうち10人が半年で転職しました。
10人全員が関西出身の大阪勤務で、入社後2ヶ月間の新人研修を東京で一緒に受けた仲でした。
向こうの人達は思い切りがいいなぁと印象付けられた出来事です。
なぜ厚生労働省のホームページを眺め、そんな数年前のことを思い出したかというと、今日、新卒1年目の後輩から社内のチャットで「まだ内緒にしてほしいんですが、来月退職します」と連絡があったからです。
「この業界、収入上げたかったら転職だよね」
新人研修終了直後、配属先の先輩たちが話しているのを聞いて「転職しよ!」と思った私は、転職に対してポジティブな印象を抱いています。
それにしても、3ヶ月目は業務の経験がなくてさすがにキャリア・収入アップが理由ではなさそう。
ということで理由を聞いてみると、人間関係の問題とのこと。
出ました、転職理由ランキング常に上位。
いま問題になっている人からは逃れられるかもしれないけれど、転職先で同じことが起こる可能性を秘めている人間関係(が理由の転職)。
正直、清々しい気持ちで「その転職いいじゃん!」とは言えず、、
ただ、私もどうしても相性が合わない人と同じプロジェクトチームで多大なるストレスを感じながら仕事をしていたことがあるので、心から「開放はされるね、よかったね」と返しました。
懐かしい…ご機嫌な時はニコニコで、不機嫌な時は返事もしない、温度差で周りがどんどん風邪をひく、魔法使いみたいな人でした。
チャットを続けていて「マイナスな理由で転職するのって、どう思いますか?」と聞かれましたが、理由とか新卒とか関係なく、転職しようと思うなら誰に遠慮することなくしたら良いと思います。
引継ぎはしっかりしてほしいものですが、メンタルを崩すほど頑張って突然出社できなくなってしまった同僚もいたので、本当につらい状態ならそれもやむを得ないと思います。
残った人がなんとかするので。(以前、引継ぎなしでトラブルだらけの案件をバトンタッチされたことがある身)
社会人として無責任な離職はしない。
そこは配慮して、新しい職場で伸び伸び活躍してほしいなと思います。
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