わかりやすい!文章作成のコツは『なぜ』にあった|「残念な文章」が明らかによくなる本


『もっとわかりやすい文章を書くには、どうしたらいいのだろう・・・』と思うこと、ありませんか?


私は「わかりやすい文章を書く力を身につけたい」と思っていて、それがブログを始めた理由の一つです。

きっかけは、仕事でプレゼンをした時のことです。

プレゼンの原稿を作りながら、構成や説明などを考えれば考えるほど、わかりにくくなっていく気がして苦手意識すら覚えました。

ものごとをわかりやすく伝えるには、書く力を鍛える必要があると痛感しています。



そこで、教科書になりそうな本を何冊か読んでみました。

その中の1冊がこちらの本です。


とてもわかりやすく、文章の改善に即効性のあるコツを知ることができます。


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「残念な文章」が明らかによくなる本

(著者:前田安正)


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今回は、『「残念な文章」が明らかによくなる本』に書かれている【文章作成のシンプルなコツ】について紹介します。


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目次

▶︎ 残念な文章の傾向とは?

▶︎「なぜ?」を足すだけで文章がよくなる!

▶︎ 最後に

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▶︎ 残念な文章の傾向とは?

そもそも、残念な文章とはどんな文章なのでしょうか。


◉ 読み手に伝わりにくい

◉ ありきたりな感想になってしまいがち

◉ 短く書くのに慣れすぎて話が膨らませられない


こういったことが当てはまるかと思います。


私はどれも当てはまり、特に3つ目を改善したいと考えています。


なぜなら、最早トレーニングで鍛えてきたといえるほど、短く書くことに慣れすぎているからです。

大学3年生から大学院修了まで、実験ノートや論文では「条件・結論・考察」をひたすら読み書きしていました。

仕事で書く報告書も、基本的に「疑義事項(診療録の記載)・それに対する医師の医学的見解」「トラブル・経緯・原因・再発防止策」。

個人の感情を含まない『事実のみ』で完結する文章が標準装備となっております。



『「残念な文章」が明らかによくなる本』で、思いっきり「残念な文章認定」されていますので、なんとか改善したい気持ちが高まります。


▶︎ 「なぜ?」を足すだけで文章がよくなる!

本によっては、あまりたくさん「コツ」が書き並べられていると、結局何をどう取り入れたらいいかわからない、となることが自分にはあります。


ところが、こちらの本は、シンプルにコツを伝えてくれています。

すなわち、


   「なぜ」「どうして」をプラスするだけ!



シンプルですが、なるほど、足せばいいのね!と思うのは早計です。

「なぜ」の使い方が間違っている場合があるからです。


ただ、理由や原因を付け加えたり、羅列するだけでは文章はよくなりません。

大切なのは、読み手が感じるであろう「疑問」に答えていることです。

たとえ、自分にとって当たり前のことであっても、読み手目線で書くことが重要です。


「自分にとって当たり前」なだけに、見落としがちな考え方でした。

「なぜをプラスする」と一言で言っても、どうプラスするかによって、文章に厚みが出て、わかりやすく、読みたくなるものに仕上げることができます。



様々な「残念な文章」が「なぜ」をプラスすることで、惹きつけられる文章に変わっていくのは、まるで魔法のよう。

本の内容を読むほどに、実践したくてたまらなくなります。

「なぜ」は奥が深い・・・。


ぜひ本を読んで体感していただきたいです。


▶︎ 最後に

『「残念な文章」が明らかによくなる本』は、どうしたら伝わる文章を書けるか悩んでいる、すべての人にオススメしたい本です。


実際にこの本で学んだコツを意識して書いてみたところ、「文章が浮かばない」ということがなくなりました。

まだまだ改善の余地はありますが、不親切だった文章が少しはよくなった気がします。


まずは文章を書くことに慣れるのも大事ですが、闇雲に書くよりも、こういった本を読んで一歩ずつスキルアップしていこうと思いました。


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