職場の後輩から本当にあった怖い話を聞きました。
そこから、せめて仕事では話し方に気をつけよう、という教訓を私は得ました。
こうして文章にすると、↑当たり前のことを書いてしまった感が否めません。
でも、自分が同じ轍を踏まないために本を読んだので、教訓を忘れないために記録に残します。
○○○○○○読書の記録○○○○○○
外資系マネージャーが教える 端的に伝える技術
(著者:アキヤマダイジロウ)
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この本を手に取った理由は、表紙に「ロジカル❌」「誰も教えてくれない重要な視点」と書かれていたからです。
重要な視点、知りたいです。
話せばわかる!という雑な考えに陥りがちな自分にとって、根本的に話し方を見直すきっかけになりました📖
▶︎ なぜ伝えたいことが伝わらないのか?
「つまり、どういうことですか?」「何が言いたいの?」
プレゼンの質疑応答で、医薬品の作用機序のマニアックな質問と同じくらい、聞かなかったことにしたいフィードバックです。
なぜそうなってしまうのか。
「端的に伝える技術」には以下の理由が記載されていました。
①あなたが相手の質問に答えていないから
②相手の聞かれたことに対して伝えすぎ
③相手に全体像が見えない話し方になっている
冒頭の怖い話は、①が原因でした。
医薬品開発は、医療機関ごとに患者さんを守るための倫理審査委員会というものが行われます。
倫理面を審議するため、医学専門家以外の委員も召集されます。
そんな専門家ではない委員からの質問に、後輩と同席していたクライアントが、的外れかつバリバリ専門的な研究結果を説明して「そういうことを聞いてるのではない」と怒らせたとか、、
後輩は「再審査になりました!」とあっけらかんと話していましたが、そうならないようにするのが私達の仕事です。鋼メンタルすぎる。
自分も仕事で気をつけているつもりが、伝わらない話し方をしてしまうことってあるなと省みました。
そして、普段の会話が適当なので、これを機に正していこうと思います。
▶︎ 話し方の技術
質問に答える時に、「まず結論を話し、次に根拠を示す」というのは、よく言われることですし、知識としては持っています。
ですが、その話し方を普段からどれだけ意識できているだろう?と考えてみると、全然身についていませんでした。
特に言いにくい内容だと、ストレートに結論から伝えることへの不安があったり、言い訳してしまうことが多いように感じます。
この本を読んで良かったと思うことは、そういう心理状態には誰しもがなりうると書かれていて、客観視できたことです。
「結論としては」を普段から意識して、端的に伝わる話し方を身につけようと思いました。
▶︎ 最後に
本には、回りくどい話し方になる例え話として「転職での希望年収への回答」が書かれています。
自分が実際に質問されたら、明言を避けてしまいそう、、と容易に想像できます。
そういう時に、自分の話し方は「伝わらない理由」に当てはまってしまっていないか、客観的に考えることをこの本は教えてくれました。
知識だけではなく、実践。頑張ります!
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