Instagramで、構図や色彩が抜きん出ておしゃれな写真を見つけて、フォトグラファーの澤村洋兵さんを知りました。
○○○○○○読書の記録○○○○○○
あの人が自分らしい写真を撮れる理由
(著者:澤村洋兵)
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写真を撮ることに関する本ですが、写真だけではなく、ブログやSNSなど自分を表現するにあたって大切なことが書かれていました。
私は、「自分らしさ」が出る記事を書けるようになるには、どうしたら良いのだろうという視点で読みました。
そうすると、澤村さんが写真を通して積み重ねてこられた経験や考え方、写真に向き合う姿勢が、すべて、文章を書く上でのヒントになりました。
例えば、「自分らしさ」はどうしたら表現できるようになるのか?
本に書かれているエッセンスはたくさんありますが、大事にしたいと思ったのは次の3つです。
①あらゆるものを「好き」か「好きじゃない」に分けて、「好き」の集合体を見つける。
自分の好きなことだけを集めたら、視野が狭くなるのではないかと思っていました。
ですが、本には、狭い世界だけで選ぶから引き出しが少なくなるのであって、たくさん見ることが大事だと書かれていて納得しました。
②良い、かっこいい、おしゃれ、と思ったものについて、どうしてそう感じたのか理由を考える。
感覚的なことなので直感のままにしがちですが、理由を考えることで、自分がいいと感じるものを表現できるようになるのかなと思いました。
③体験せずに、嫌いにしない。
好きかどうかは体験してから決める、と書かれていて、その通りだなと感じました。
知っていることが多かったり、増えると、自信を持って「自分はこれがいいと思ってる!」と言えるのは、まさにこれでした。
好きなことだと特にそうです。
最後に、澤村さん自身、「自分らしさ」は周りの人に『こういうところがあなたらしい』と言ってもらって気づけたそうです。
写真には、その人の「在り方の理想」が写ると仰っていますが、文章にも現れるなと思います。
私は、親しみやすい記事であったり、その体験面白いなと感じてもらえるような記事が理想なので、そうなるようにたくさん文章を書いていきます。
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